牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

絶望の虚妄なること、まさに希望に相同じい

3・11東日本大震災、4・03艾未未逮捕事件、この半年は「絶望」がいつも心に巣くっていた。何もできない無力感、ただ食べて寝る日常に何の希望もないような。だが絶望も希望も虚妄であるなら、ただの日常を繰り返すしかすべはない。ただの生き物だから。
艾未未の翻訳は3千字ほど訳した。2008・5・12四川汶川大地震の公民調査に関する部分だ。前にも見たが3・11で生き残った大川小学校の子供のドキュメンタリー。永遠に癒されることのない心。それを想像する。想像するしかない。
久しぶりの日記だが約束通り10―16は家事をやった。ニラ玉、鶏肉チーズ焼き、たら腐乳、麻婆豆腐、生姜焼き、サーモンのバター焼き、鶏唐揚げ。土曜日は中学の公開授業の受付係で一緒に登校。旧府中病院の池には亀。明日は「艾未未2011」の3校最終校で大学へ行く。