牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

2008-09-01から1ヶ月間の記事一覧

主夫の日々

帰国して10日。長い出張の埋め合わせにずっと専業主夫をやっています。今月いっぱい。10月からは平常どおり、交代制です。少しずつですが、記録と資料を頼りに、考えをまとめています。 関係ありませんが革命模範劇「紅灯記」台本

中秋節

日本はもう昨日になりましたが、中国はまだ中秋節。孤独に過ごそうとしていたら、黄鋭HuangRuiさんが一緒にと誘ってくれました。持つべきものは朋友。急な夕立ちで月は見えませんでした。ウオッカを3杯ほど飲んで、今はいい気持です。さて今日はというと、…

北京「草場地」芸術区

昨日は草場地にある「三影堂撮影芸術中心」へ行きました。栄栄&映里RongRong&Inriの「六里屯から三影堂へ」をみました。彼らが住んでいた古い農家が壊されて、ここに新しいセンターが建築されていく。二人の間にも新しい生命が誕生しました。破壊と再生の…

北京798大山子 ZhaoBandi 趙半狄のお店へ

オリンピックのおかげで北京の空気はすごくきれい。昨日は夕方、798に行きました。オープンしたての趙半狄ZhaoBandi のグッズショップ「BandiPandaダンディ・パンダ」へ。二階のベランダにバンディがいたので、「おぼえてる?ムゥヤンイーだよ」と言った…

上海から北京に 

昨日はおとなしく広州の原稿を書いていました。でももう一度上海ビエンナーレ2008を見に行きました。 学生たちが汽車を送る紅衛兵のかっこうをして(ただし手に持っているのは毛沢東語録ではなくて学生証)ふざけていました。さていま北京のホテルに着いたと…

上海展覧中心 アートフェア

昨日はM50(莫干山路50号)へ栗山明、ツァン・シンらと一緒に行きました。一昨年よりずっときれいになって、アート・スペースも増えていました。楊福東ヤン・フートンの新作がすばらしい。6面の映像で荒廃した農村をえがいています。そのあとは延安中路1000…

上海ビエンナーレ トランス・ローカル・モーション 

昨日、広州から上海へ移動しました。1926年創業の時計台のついた古いホテル「金門大酒店」。ドアマンまで骨董品でいい味出しています。そのままビエンナーレへ。入口の蒸気機関車、手を振る紅衛兵。文革の記憶を呼び覚まします。上海美術館に這いのぼる巨大…

広州のアーティスト徐坦XuTanはおもしろい  

昨日は広州のいくつかのアートスペースを回りました。案内してくれたのは広州美術学院油絵科4年生の馮君です。まずは「小洲」という「広州大学城」西の地域へ。貧しいアーティストが住んでいました。ビタミン・クリエイティヴ・スペースでの徐坦XuTanシュィ…

広州にいます

2日から広州にいます。広東美術館で6日から開催される「広州トリエンナーレ」それから広州の芸術区を調査するためです。毎日昼間は蒸し暑くて夕立があります。今、広州美術学院の友人が来て、これから出かけます。それにしても毎日おいしいヤムチャでお腹い…