1限 中国語 第6課
2限 修士研究基礎 艾未未と北京東村 ものとしての身体を引き算してみると
4限 概説
第4章 文学2 中華民国 こんなはずじゃなかった文学史
辛亥革命で清朝が倒れ 東アジア大国で初めての共和国
軍閥割拠
1930年代 国民政府が軌道に乗る
日中全面戦争
1945年 日中戦争に勝利
国共内戦
中国人が中国人であることの自信を徹底的に失っていた時代 民国期
そう思い込んでいた そう思い込まされていた
数千年の伝統の中で、型にはめられ抑圧されてきた人間性
「人間性を表現する文学」1917文学革命
西欧近代の「個人」を基本にした文学モデル 文章語から口語
胡適「文学改良芻議」周作人「人の文学」←「鬼の文学」幽魂、幽霊、亡魂、亡霊・神仙
中国人がダメならそのダメさ加減から目をそらさずに受け止める。理由を考える。
宇野木洋/松浦恆雄『中国二〇世紀文学を学ぶ人のために』
藤井省三『中国語圏文学史』
郁達夫 文学結社「創造社」1945年9月 スマトラ日本の憲兵に殺害される
沈淪1921 日本に留学した私が「支那人」であることのコンプレックスに悩み、祖国中国が富強になることを夢見る。マスターベーションにふける私の弱い身体=外憂内患に悩む中国
「ささやかな供えもの」「過去」「春風沈酔の夜」 名もない人々を描く
金子光晴「どくろ杯」魯迅 郁達夫 揚子江に浮かぶ白い私の死体、港の苦力
老舎 満州族 父は義和団事件で死亡 教員をしながら1923「小鈴児」
文化大革命で自殺?他殺?
「私の一生」「駱駝祥子 らくだのシアンツ」「三日月」「断魂槍」
けなげな人々がいかに不幸になっていくか 逆サクセスストーリー
沈従文 父方祖母が苗族 母方が土家族 湖南省四川省 边城茶峒即湖南省湘西州花垣县边城镇,原名茶峒「辺城 辺境の町」渡し守の老人と孫娘の翠翠 船問屋の兄弟
「会明」「ランプ」「夫」「闇夜」 神の衣の裾に触れた作家
廃名「桃畑」
蕭紅1911-1942 黒竜江省 蕭軍 魯迅 1942香港で亡くなる
「蓮花池」祖父と孫の小豆 盗掘で得た品を日本軍に売りに行く 小豆むしけらのように殺される
「手」染物屋の娘 王亜明 どす黒い紫色の手 差別され退学させられる
張天翼「包さん父子」
「生死の場」「呼蘭河の物語」 日本による〈満州国〉の建国と中国東北地方の人々の故郷の喪失
1940年代 日本軍統治区 国民党統治区 共産党統治区
張愛玲 路翎 趙樹理
胡風―路翎「王婆さんと子豚」棺桶代のためにブタを飼う 老婆は死ぬためにブタを飼い、ブタは殺されるために成長する
「資産家の子どもたち」「飢えたる郭素娥」
凌叔華「刺繍の枕」 許地山「春桃」 柔石「奴隷となった母親」 丁玲「莎菲女子の日記」
楊剛「体刑」 馮沅君「旅行」 蒋光慈「鴨緑江上」 穆時英「上海のフォックストロット」
呉組緗「菉竹山房」
長編:茅盾「子夜」 銭鍾書「結婚狂詩曲」 巴金「家」
魯迅「狂人日記」1918「孔乙己」「阿Q正伝」「薬」「故郷」「あひるの喜劇」「祝福」「酒楼にて」「愛と死」「孤独者」
丸尾常喜『魯迅―「人」「鬼」の葛藤』
辮髪 Don Quijote ドン・キホーテ 阿Q 小D 壁