3限 演習 趙さん発表 高行健について
「不在」と東アジア現代アート 補足 来週最終回はpptを作ります。
自己と他者 国家と民族に敷衍する
アライ=ヒロユキ『天皇アート論』(社会評論社)2014では高松次郎の「不在性」への問題意識はハイレッド・センターの中西夏之、赤瀬川原平とも共有すること、高松が「見えない制度」に取り組んだことを指摘している。(100p)
また明仁天皇が描かれた会田誠の「戦争画RETURNS」『一日一善』1996について、ここからは「敗戦の記憶」を見ることができ、「善良を装った権力の裏面にある不実を突きつける」とする。(210~214p)当然ながら、こうした捉え方は、小泉明郎の「空気シリーズ」にも共通したものだろう。
4限 研究法 端さん発表 4-3 「アジア的なもの」をめぐる日本の言論空間
戦後日本は、成し遂げて来たはずの「国家中心から人間中心へ」というパラダイムシフトを隣国に伝播させることに非力すぎた。一国近代主義を超えて、隣国同士が一緒に近代化民主化を進める必要がある。単一権力社会を変え、民権が国権から独立した社会を作っていく必要がある。
来週は最終回。全体について。
キム・チャンニョル園長は「謝罪する男性が安倍であれば良いという気持ちはあるが、誰かを特定してはいない」と述べた。