牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

19 年水曜13週目 日中現代アートの比較 中国映画談義

3限 演習 日中現代アートの比較 キュピキュピ「キャバロティカ」都築響一「鳥羽秘宝館SF未来館キッチュのさいはてへ エンターテイメント 作家が発掘する狂気

近代への批判が前近代的なものの見直しに向かい、異端を志向すること。

4限 特殊講義 張芸謀「影」から馮小剛「我不是藩金蓮」形式や単純な色彩からだけでは映画批評は成り立ちにくい 具体的な解析 文化影響 一場面 背景 受容論 地域比較 

中国人留学生が日本で中国文化を学ぶ理由 日本語で論文を書くそれ自体が高い能力であること そうした人材が中国で需要があること 中国の大学院は就職向きではない やっぱり一発逆転 しかしせっかく日本に来たからには日本の文化、日本の研究成果を利用すべき 藤井省三氏が村上春樹受容に向かった点もここにあるのか?研究者になるわけではない、スキルアップとしての大学院修士課程 けっこう醒めている 一定水準の論文が書ければそれでいいのか?  

大岡昇平 塚本晋也「野火」のカニバリズムの続き 鄭義「中国の地の底で」

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精子宮 キュピキュピ

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東アジアが読む村上春樹 中国の地の底で

 

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