牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

木曜金曜16週最終週が終了しました。

木曜 特殊講義 プロパガンダに関する授業 最終回はアイスやお菓子を食べながら、教場レポート発表でした。
金曜 アカデミックスキルズもアイスやお菓子を食べながら、教場レポートでした。さっき読み終えました。どのレポートもとてもよく書けています。アイ・ウェイウェイ、ろくでなし子さんの問題、表現の自由についてのレポートが多かったです。
静かになった研究室

これまでのアカデミックスキルズ
○4月15日 第一回 全学講義棟1−301で全体会
○4月22日 第二回 自己紹介 ザ・ウォーターボーイズ マイク・スコットさん+ろくでなし子さんご婚約おめでとうシリーズ
2015年6月11日ろくでなし子北京でアイ・ウェイウェイに会う 対談:艾未未×ろくでなし子 
http://www.art-it.asia/u/admin_ed_contri13_j/lo2GJytpL9N6T7b0MV85/
2015年06月 ろくでなし子事件に関する意見書
[SUCRA] - ろくでなし子事件に関する意見書
○5月6日 第三回 ciniiの使い方 卒業論文の紹介3本 引用の仕方 
現代アート覚え書き 2015 : 北京・香港・東京
艾未未アイ・ウェイウェイ)、ろくでなし子、チン↑ポム、会田誠椹木野衣、アリソン・クレイマン、麻生晴一郎・・・
埼玉大学紀要. 教養学部 (Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts). Vol.51, No.2 (2016. ) ,p.315- 332
http://sucra.saitama-u.ac.jp/modules/xoonips/detail.php?id=KY-AA12017560-5102-13
○5月13日 第四回 全学講義棟1−301で全体会 市橋先生による資料検索のガイダンスと、ビュールク先生による講演
○5月20日 第五回 パワーポイントを使った発表の仕方 文革後の女性アート 花でもないし鉄でもない「ありのままの女性像」意見感想を聞く
○5月27日 第六回 7名pptで発表 小宮君 太宰治について:佐藤君 USJの経済効果について:高山君 卓球について:類家さん 青森のいいところ:伊藤さん アカデミック・スキルズとは:福田さん 情報機器とSNS:小西さん 日本が誇れるNO.1
ひとり10分ぐらいでPPTを使って発表しました。とてもよくできました。意見感想を聞きました。
○6月3日 第七回 6名pptで発表 (三石君欠席:来週お願いします)芳賀くん「谷根千について」松村さん「ディズニーランドという聖地」を読んで 半田さん「あまった食材活用術」 山本さん「真田家の魅力」 吉田くん「三国志演義において私の好きな戦い」 高田さん「津軽弁」皆さんどなたも上手なプレゼンでしたね。
次回は発表の3回目です。
○6月10日 第八回 三石君「自己紹介 地元のステマを添えて」花井君「男子校について」小林さん「宝塚歌劇団」成田君「関東に来て思ったこと」今度さん「金沢について」星さん「世界遺産について」町田さん「K-POPについて」
今日の3回目の発表で20人全員の発表が終わりました。全員とても上手にできたと思います。素晴らしい!来週6月17日は全体会1−207です。キャリアデザインについて3人の卒業生が話してくれます
○6月17日 第九回 全体会です。キャリアデザインの一環として、教養学部の卒業生3名の方の講演会をおこないます。場所は、全学講義棟1−207
○6月24日 第十回 音楽、詞に関する研究 
試論 左小祖咒 : 「廟会之旅II」から中国の社会問題を読む 埼玉大学紀要. 教養学部(Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts). Vol.47, No.2 (2011. ) ,p.299- 30
[SUCRA] - 試論 左小祖咒 : 「廟会之旅II」から中国の社会問題を読む
試論 左小祖咒2 : 「万事如意2010」翻訳解説 埼玉大学紀要. 教養学部 (Saitama University Review. Faculty of Liberal Arts). Vol.48, No.1 (2012. ) ,p.245- 258
[SUCRA] - 試論 左小祖咒2 : 「万事如意2010」翻訳解説
studio katati - YouTube
国家から裏切られた経験 実験音楽 サンプリングとリミックス核となる資料文献から人物や事件、いくつかのテーマで検証法
○7月1日 第十一回 キュピキュピほか 感想と意見討論
アカデミックスキルズ 論文の書き方 比較研究の一例として 中国と日本の現代アートを比較する
[SUCRA] - 中国と日本の現代アートを比較する http://sucra.saitama-u.ac.jp/modules/xoonips/detail.php?id=KY-AA12017560-4601-11
北京東村×ゼロ次元 裸の男女が重なり合う「愚行」 
朱冥×風倉匠 バルーンは世界を隔絶する? 生誕と死亡
太陽100×ハイレッド・センター 正しい行為による「模造したオオヤケ」 
趙半狄×ダダカン秋山祐徳太子 走る走る 社会の狂気を強調する 
長征プロジェクト×都築響一 変な人、変なものをサンプリングする 
中国常青舞踏団×キュピキュピ エンターテインメントをアートする 
宋冬×折元立身 母の心を救う
○7月8日 第十二回 艾暁明「裸は抵抗の印だ」 感想と意見討論
[SUCRA] - 艾暁明 : 裸は抵抗の印だ=艾暁明「裸は抵抗の印だ」http://sucra.saitama-u.ac.jp/modules/xoonips/detail.php?id=KY-AA12017560-4902-11
グループ討論 
女性の地位向上問題、農村と都市、戸籍問題、社会の問題、表現の自由、表現の方法=お笑いで解りやすく、多数の支持を受ける方法 などについて話し合った。 
ヴァギナ・モノローグ わたしのヴァギナ、わたしの村 六歳の女の子に訊いてみた 紹介
スプ―ツ二子「はみだす力」紹介
遠山日出也さん「中国・女性・ジェンダーニュース+」紹介中国女性・ジェンダーニュース+ =中国・女性・ジェンダーニュース+
http://genchi.blog52.fc2.com/
2016年07月08日(金)〜20日(水) 12:00〜20:00(最終日〜17:00) ※木曜日休廊
■ 「わたし、出馬しまんこ!新党まんこ党」■ろくでなし子個展
〔会場〕
新宿眼科画廊 スペース M、S、E
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-18-11
03-5285-8822
スペースM、S、E
マンガ家・ろくでなし子 | 6d745.com=「わたし、出馬しまんこ!新党まんこ党」ろくでなし子個展https://6d745.com/
新宿眼科画廊=新宿眼科画廊
http://www.gankagarou.com/sche/2016/201607rokudenashiko.html
○7月15日第十三回 中国現代アート調査と考察 2008・2009 広州・上海・北京 : 消費されないこと Face up to Reality 11:49
[SUCRA] - 中国現代アート調査と考察 2008・2009 広州・上海・北京 : 消費されないこと Face up to Reality
http://sucra.saitama-u.ac.jp/modules/xoonips/detail.php?id=KY-AA12017560-4502-11
フィールドワーク 広州― ポスト・コロニアリズムを問題にしてナショナリズムを否定する。 上海―都市と農村の格差問題を浮き彫りにする。 北京―貧困問題を取り上げる。
北京オリンピックの年 四川汶川大地震 ナショナリズムへ向かうか?体制批判に向かうか?の分岐点 アートが政治的にならざるを得ないこと。
楊少斌ZhangShaobin X-BlindSpot
パブロ・ウェンデル「テラコッタ・ウォーリア」
○7月22日 第十四回 収租院 蔡國強 李占洋 三つの収租院
http://sucra.saitama-u.ac.jp/modules/xoonips/detail.php?id=KY-AA12017560-4602-17
アカデミックスキルズ 収租院1965 蔡國強「ベネチア収租院」1999 李占洋「租 収租院」2008
近代美術、平面、立体→ 現代アート、コンセプト、インスタレーション、パフォーマンスという対立の解消 重層化した時空間
政治性 アート性 パロディを超えた純粋写実主義へ 楊少斌
○7月29日 第十五回 アイ・ウェイウェイ2015 体制は醜悪に模倣する https://www.amazon.co.jp/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%83%AA%E3%83%99%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%82%BA%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%94%BF%E6%B2%BB%E7%A9%BA%E9%96%93-%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E9%81%8A%E5%AD%A6-193-%E7%9F%B3%E4%BA%95%E7%9F%A5%E7%AB%A0/dp/4585226591?ie=UTF8&ascsubtag=d-36owy&tag=hatena_st1-22
タッシェンの「Ai Weiwei」のファイルをスクリーンに写しながら、作品と行動について説明しました。さらに政府の艾未未弾圧が如何に卑劣なものだったかを解説しました。世界中の支援がアイ・ウェイウェイを自由にしたことは誇りにしていいと思います。またSNSには危険性もありますが、逆に民主主義への可能性もあって、それは私たち一人ひとりにかかっていると思います
次回8月5日第十六回最終回は授業内容について教場レポートを書いてもらいます。材料や下書きを持って来て下さい。
すっかり梅雨も明けましたね。
○8月5日 第十六回 自由参加 教場レポート