牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

月曜11週と木曜12週 14日黄鋭さんに会ったこと。浦志強さん第一回公判

「政治迫害」批判高まる=著名人権派弁護士、無罪訴え−法治の試金石に・中国http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015121400648&g=int
【北京時事】中国を代表する人権派弁護士の浦志強氏(50)が、中国版ツイッター「微博」での7件の書き込み発信で起訴された事件の初公判が14日、北京市第2中級人民法院(地裁)で開かれた。浦氏は陳述で「デマや虚偽内容もない」と無罪を訴え、裁判官に公正な判決を求めた。習近平政権が高く掲げる「法治」を占う試金石と位置付けられるが、訴訟を通じて法治や言論空間を広げようと提起して影響力を高めた浦氏に対する「政治迫害」の色彩の濃い裁判となり、当局の対応に批判が高まっている。同日結審し、次回公判で判決が言い渡される。
 ◇「陳情の母」も支援
 「浦氏のような弁護士が繁栄かつ安定した中国のために貢献するよう認めるべきだ」。米大使館の外交官が法院近くで報道陣を前に声明を読み上げ、浦氏の釈放を求めると、多数の警官が押し掛け、外交官と記者のほか、100人以上の支援者を乱暴に追い払った。中国人記者は「当局は真相を知られることを恐れている」と語った。
 支援者の中には「陳情の母」と呼ばれた唐慧さんの姿があった。10歳の娘が売春を強要された事件で被告の厳罰を求めて陳情を行った結果、不当な拘束制度である「労働教養」処分を受けた唐さんは、浦氏の支援で損害賠償を求めて提訴。2013年に勝訴した。湖南省から来た唐さんは取材に「こんなに多くの人が浦さんを支持している」と涙ぐんだ。
 ◇言論自由拡大に努力
 浦氏が「民族の恨みをあおった」として罪状に挙げられた書き込みの一つに、民族間の衝突が深刻化する新疆ウイグル問題で共産党・政府に政策見直しを求めた言論がある。
 「天下はすべて王の土地なのか。天下の民はすべて王の家来なのか。新疆が中国のものと言うなら、植民地として扱わず、征服者や略奪者にならなくてもよいだろう」。改革派知識人らは「民族の恨みではなく、和解を促す内容だ」と指摘した。
 拘束から1年7カ月がたち、弁護士生活から離れているが、公判傍聴者によると、審理中の発言は頭の回転が速く、言葉にも切れがあった。約60年間も全国人民代表大会代表(国会議員に相当)を続ける「労働模範」の女性(86)らを痛烈に批判して「騒動挑発罪」にも問われたが、浦氏は陳述で「言葉遣いが荒く、もし(相手を)傷つけたならば、おわびしたい」と述べた。
 言論の自由に関する訴訟を専門とする浦氏は以前から、有名な公的人物に対する名誉権の許容範囲を狭め、市民やメディアが政府を監督・批判できる空間を広げる努力を続けてきた。名誉毀損(きそん)で訴えられるなどした「被告」を守る側から自身が「言論弾圧」の当事者になっても信念に基づき、持論を展開した。
 上海の人権派弁護士、張雪忠氏は公判を前にネットで文章を公表し、裁判官に向けて「(自身の地位確保など)利益のために法律・正義を踏みにじれば、裁判官としての存在価値を完全否定することになる。たとえ裁判官のポストにとどまっても生きるしかばねにすぎない」と訴えた。共産党の「政治」の意向よりも「法治」を優先するかどうか、中国司法の在り方が根本から問われている。(2015/12/14-20:20)

月曜の夜 黄鋭さん千葉成夫さんギャラリストのキリーさんにお会いする。





月曜日の授業 中国語 楊逸エッセイを中国語で読む! 牛乳と祖母 院+学部 中国現代アート(女性アーティストたち)
木曜 特殊講義 映画論 北野武2 HANA-BI 演習 まとめ 陳建民陳建一〜陳建太郎