牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

映画評論はどうあるべきか 卒論発表演習 (特殊講義、演習最終回15回)

日中映画論 学者と実作者が同じラインに立つこと。歴史を知ること、単一の中心を持たないこと、伝統とは海外への輸出商品の為のアイテム。
全体への感想:劇場で実際の映画を見るという行為に立ち帰りたい。大島渚の持つホモソーシャルへの反駁を学びたい。勇気をもって大家を批判することも重要だ。苗族の親捜しDVD 、映像の新たなつくり方伝播を表している。映画館で見る3D映画は単なるアトラクションではないか。ネットによる無責任な批評は批評ではない。歴史を学ぶ重要性を実感した。表現の自由を制限される状況には、それゆえの力が生じるのではないか。

日中映画論

日中映画論

ポスト満洲 映画論―日中映画往還

ポスト満洲 映画論―日中映画往還

演習:4年生の卒論プレゼンの練習。内容はよくできている。7日の本番ではもう少しシンプルにして、強調すべきオリジナリティー部分を明確にしてメリハリをつける。3年生の卒論構想 少しでもテーマに入りこむ。論文を一本でもいいから読む。コメントを貰うきっかけを作る。