牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

今日 木曜の特殊講義 演習。 月曜の中国語、アジア文化論、研究法の内容と宿題です。

数日、記録が抜けましたのでまとめて報告します。
まず今日の授業。2限特殊講義は映画「亡命」についての発表でした。室岡さん高行健と鄭義について。酒井さん高行健について。藤原さん胡平について。山本君、黄翔について。堀川さん鄭義について。それぞれ発表してもらいました。みなよい発表で、非常に内容の濃いものになりました。来週は『日中映画論』に入ります。前書きの部分と大島渚についてやります。あいだ、昼休み会議、大学院清水さん相談、4限演習は「沙家浜」1−3場まで見ながら台本の精読をやりました。VCDが使えなくてYouTubeに切り替えてみました。来週は引き続き映像を見ながら台本の中国語版日本語版を読みます。以上が今日11月1日の授業です。

亡命 遥かなり天安門

亡命 遥かなり天安門

日中映画論

日中映画論


月曜日の中国語は10課の総合練習一、二聞き取りまでやりました。宿題は10課の復習と総合練習三と四です。2限のアジア文化論は『中国現代アート』1章について解説しました。その後、日本の歴史認識歴史教育の問題について話し合いました。反日暴動は確かに愚かな行動ではありましたが、日本の側にも問題点が多々ある。特に侵略戦争についての教育ができていない。という意見がありました。4限の研究法では『「壁と卵」の現代中国論』第1章と4章について、韓国留学生のファンさんの発表でした。中国バブル経済について他国と比較して紹介しました。以上が10月29日(月)の授業です。
中国現代アート (講談社選書メチエ)

中国現代アート (講談社選書メチエ)

「壁と卵」の現代中国論: リスク社会化する超大国とどう向き合うか

「壁と卵」の現代中国論: リスク社会化する超大国とどう向き合うか

29日はこの後、共同通信の古畑さんと浦和「りき」、「刀削麵」でふたり宴会、というかアイ・ウェイウェイ艾未未のことや古畑さんの著作『「網民」の反乱』について話しました。
「網民」の反乱 ネットは中国を変えるか?

「網民」の反乱 ネットは中国を変えるか?

火水は完全に主夫でした。掃除洗濯食事、扇風機を片づけてストーブを出すとか。靴下を繕ったりしました。30日の夕食、あさりの酒蒸し、トーフの炒め煮。