牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

反日教育

国交回復から1980年代中国共産党の日本に関する教育は、「日本人民も中国人民も日本軍国主義の犠牲者」という内容だった。しかし64天安門事件以降、市民の不満が共産党に集中するのを避けるために、当局は反日教育を許した。日本軍の残虐行為を宣伝する映画がつくられ、田舎の無知な青年は日本人への敵意を強めていった。そして先日の反日運動で爆発することになった。日本車に乗った人への傷害で逮捕された。大方の非友好的行動は拍車がかかることとなった。日本の右翼的な行動、靖国参拝、反中デモなども当然中国の反日青年を刺激し、尖閣の国有化がとどめを刺したわけである。政治家のエゴによって市民が振り回されている。確かに友好人士が40年もかけて築いてきた友好の成果は一瞬で無に帰したかのようだ。経済的な打撃。でも私は変わらず自分の仕事を進めていく。確かな情報知識、文化的交流こそがこの時期に最も重要だと考えるからだ。
 私の昼食。モチが好き。それで中華スープで雑煮をつくった。ごま油、香菜、ネギ、ザー菜、ミニトマト
 昨夜はマカロニグラタン(ホタテ、エビ)今夜は豚バラ煮の予定。