牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

陳光誠の渡米について 鯉幟を揚げないこと

安全に国内で生活できれば、国を離れることはない。結局何をされるかわからない。政府が信用できないのだ。何度も裏切られたら誰もがそうだろう。すきで故郷を離れる人はいない。それほどあの場所は病んでいる。正しいことをする人間を迫害する。権力暴力の蔓延る悪い場所だ。勇気のある正しい人が皆いなくなったらあの国はどうなるのだろう。
例えばですね。アメリカ人がアメリカにある中国領事館や大使館に駆け込むだろうか?日本人が中国大使館に逃げ込んだことがあるだろうか?中国人が中国大使館に車で突っ込んだことはありましたが。どう考えてもおかしい。そういうことです。
3日4日と平家の里へ行ってきた。栃木県塩谷郡栗山村湯西川温泉。やはりこの辺りでも鯉幟は揚げない。平忠実が源氏の追手から逃げてきた。途上、女に男の子が生まれ祝いに鯉幟を揚げたところ、追手に見つかってしまったからだという。
この二つの話全く関係がないようで関係がある。どんなに平和に見えても必ず敵はいる。或いはあなたが平和に鯉幟を揚げられることに疑問を持つがいい。そうしたらあなたの外側が見えてくるだろう。なんてね。それにしても久しぶりに温泉に浸かって体が楽になった。