牧陽一の日記です。

埼玉大学 人文社会科学研究科 牧陽一の授業内容です。表紙は沢野ひとしさんの中国語スタンプです。

科研費の70%執行

震災復興のために科研費は現在のところ70%だけ執行する、という通知が来た。最終的に後の30%が執行されるかどうかは今のところ定かではない。個人的には少しでも貢献できれば結構である。私の場合、直接経費170万のうち、119万執行、51万がプールされる。個人的にはかなりの額である。大型資料、出張費用がなくなる。結果的に30%返上ということになったら、この点も明白に公表すべきである。これは明確にお金を政府に差し上げるわけである、高い税金に上乗せして。復興に使うのなら当然ながら用途を明確にしてしっかりと使ってほしい。

面白い記事を見つけたので翻訳してみました。
奇妙なのは中国共産党側が事実の分からない二日間に、「江」、「江沢民」も国内のネット検索禁句になったことだ。「江河」、「長江」などの語彙までが新浪検索エンジンで調べると「法律と政策に関わるため検索結果は表示できません」となった。続けて無くなった語彙には「心臓病突発」、「総書記」、「301医院」を含んでいた。この芝居がかった検索禁句にもとづけば、誰もが簡単に想像がつく、前「総書記」江沢民は「突発の心臓病」で「301医院」で治療中、危篤状態かすでに死亡した。生きているにしろ死んだにしろ、中国では江沢民に関する議論は禁じられた。以前禁句になったのは劉暁波艾未未だったが、いま禁句となるのは、何とかつて権力を手中にし、他人を禁句にした江沢民本人なのである。以前は人権派人士が「失踪」したが今や「失踪」したのは「江沢民」である。まさに他人の頭を剃らせてそれをご覧になっていた人間が、自分の頭を剃られるわけである。この芝居の変わりようは筆者に19世紀アメリカ作家フレデリック・ダグラス(黒人解放運動家)の名言を想起させないではいられない。「自らの同胞を鎖に繋ぐような人間は、最後には自分の首に鎖を繋ぐことになるのだ。」
媒体看中国 | 2011.07.16江泽民“被失踪” 赖昌星被遣返?《苹果日报》的社评接着写道:" 最妙的是,在中共作出官方澄清前,连续两天,「江」、「江泽民」都成了在内地网络被屏蔽的词汇。连「江河」、「长江」等词在新浪搜索网中,都被宣布为「根据相关法律和政策,搜索结果未予显示」。接着消失的字眼还包括「心脏病突发」、「总书记」、「 301医院」。根据这种戏剧性的屏蔽,人们不难想到,前「总书记」江泽民「心脏病突发」,在「 301医院」治疗、垂危又或是病逝?总之,不管是死是活,中国禁止有关对江泽民的议论。以前被屏蔽的是刘晓波、艾未未,现在要屏蔽的,竟是在他掌权时要屏蔽他人的江泽民。以前,是维权人士「被失踪」,现在「被失踪」的是江泽民。正是:请看剃头者,人亦剃其头。这一戏剧性的变化,不能不使笔者想起十九世纪美国作家 Frederick Douglass的名言:「任何用锁链锁住自己同胞的人,最终都会发现,锁链的另一头锁住的是自己的脖子。」 "http://www.dw-world.de/dw/article/0,,15239970,00.html