3限 演習 左小祖咒 野合で万事が興る 民謡、サンプリングとリミックス 社会問題の提起 通俗性
4限 映画論 ジャ・ジャンクー 罪の手ざわり3話目 風俗店の話 中国の実情を描くこと ルポルタージュ、映画界、現代アート 共通した趨勢であること 現代中国独立電影の内容
2限 文化論 左小祖咒 実験音楽 サンプリングとリミックス 方法論 我的児子叫銭雲会 東方化学工廠爆発事件1997/06/27 香港返還 0701
1限 中国語15課をやりました。次回は16課です。29日最終日テストです。
3限 演習 日中現代アートの比較 キュピキュピ「キャバロティカ」都築響一「鳥羽秘宝館SF未来館」キッチュのさいはてへ エンターテイメント 作家が発掘する狂気
近代への批判が前近代的なものの見直しに向かい、異端を志向すること。
4限 特殊講義 張芸謀「影」から馮小剛「我不是藩金蓮」形式や単純な色彩からだけでは映画批評は成り立ちにくい 具体的な解析 文化影響 一場面 背景 受容論 地域比較
中国人留学生が日本で中国文化を学ぶ理由 日本語で論文を書くそれ自体が高い能力であること そうした人材が中国で需要があること 中国の大学院は就職向きではない やっぱり一発逆転 しかしせっかく日本に来たからには日本の文化、日本の研究成果を利用すべき 藤井省三氏が村上春樹受容に向かった点もここにあるのか?研究者になるわけではない、スキルアップとしての大学院修士課程 けっこう醒めている 一定水準の論文が書ければそれでいいのか?
大岡昇平 塚本晋也「野火」のカニバリズムの続き 鄭義「中国の地の底で」
http://file:///C:/Users/Maki%20Yoichi/Downloads/KY-AA12017560-4601-11.pdf
2限 文化論 片岡君劉さん発表 アートの現状から道徳を考える 中国経済の形成
障害者文化芸術推進法の気持ち悪さ 役立たずを役に立たせるというおこがましさ 上から目線 アートに対する冒涜 逆差別 金になる作品という功利主義的見方が、表現の自由を妨げる結果になる 気持ちを無視した人間性に欠如した法 アートとは自由な表現活動であって、政権が口出しすることではない
福祉や教育に富を再分配できない政権こそが役立たず
中国経済の大方の歴史、勉強の成果ではあっても論文につながらない 批判的な態度をもって焦点を絞ること
1限 中国語14課52pまで進みました。次回は続きと15課 お菓子を食べるついでに中国語を学ぶという感じで
3限パルコキノシタさんの特別講義紹介 石巻 アジェ 行動と作品 現代アートのできる事 AI人材とは何か? コミュニケーションによる集団的知性の獲得 AIは特定の面でのデータ収集と解析、学習には役立つが、常識や新しい事態への対応はできない。 最終的な利用は人間性の問題であること。 政権への批判が、政権を良くするということ。ドローンによる農地の荒廃を判断し、(特定種が耐性をもつ)農薬をまくか、草をとるか? 単に大企業や政治権力に利用されるだけなのではないか?
2008年9年の広州、上海、北京調査 人間の内にある歴史 社会主義リアリズムと実物、実態
4限ジャジャンクー「プラットホーム」1980年代行き場を失った文工団がどさ回りする。何をすればいいのか分からない。プロパガンダの末路。再生への道は?
「罪の手ざわり」第二話 殺人強盗の話 農家の3男坊 故郷に居場所がない。出稼ぎ問題
不安で空虚なままに妻の死から2年9か月が過ぎた。1年ぐらいは呆然と過ごし、いよいよ遺稿集をまとめはじめ、3月に出版できた。宮尾先生はじめ皆様の協力に感謝している。彼女の文を何度も読んでいくうちに、多少は虚無感も薄れてはきたが、悔いは残るままだ。この日々は近くにいた息子や学生のみんなに支えられていた。生活し授業をする限りは自分にできる範囲で頑張るしかなかったからだ。この3年は論文も書けず、かろうじてアートイットに翻訳を載せる程度だったが、それでもやることで多少は現役感もあって教壇に立てたと思う。
そして5月に同僚がケガで入院して代講したが、これも仕事が増えて疲労することで、気持ちが落ちていく事を止められた。
何とかして少しでも自分に決着をつけ、大学の人間して誰かのためになるようなことをしたいと、4,5年前から計画していたシンポジウムと特別講義を実行した。池谷薫監督「蟻の兵隊」をめぐって とパルコキノシタ「震災と私 命を描く」。どちらも戦争、震災と個人に対してどう考えるかを示し得るものとして、是非学生の皆さんに見ていただき、考えてほしかった問題だ。
こうして誰かとかかわりを持つことで、私の心は少しずつ回復に向かっているように思う。
感謝している。また心でそっと応援してくれている方々にも。